福岡でも人気があるインプラント治療の基礎知識をご紹介

インプラントとは？他の治療法と比較

虫歯などで自分の歯を失ってしまった場合、これまでは「入れ歯」や「ブリッジ」といった方法で対応してきましたが、第三の道として近年注目されているのがインプラント治療法です。

インプラント治療とは、人工の材料や部品を体内に装着する治療法の総称で、歯科に関してはあごの骨に生体材料で作った歯根を埋め込み、そこにセラミックなどの人工歯を取り付ける術法を指します。

インプラント治療は限りなく自分の歯に近い形で、失った歯を取り戻すことができる画期的な治療法です。

インプラントをするメリット・デメリット

インプラント治療の最大のメリットは、入れ歯やブリッジに比べて他の健康な歯への負担が少ないという点です。見た目も本物の歯そのもので、審美的な面からもおすすめできる治療法です。

QOL（Quality of Life）という言葉が浸透し、患者さんの生活の質の向上が求められている昨今、とくに人気が高まっています。一方、インプラント治療は外科手術を伴うため治療期間が長くなる、自費診療のため治療費が高額になるといったデメリットもあるので知っておきましょう。

インプラント治療の基本的な流れ

インプラント治療は、まず初診で口内の状態をチェックすることからスタートです。インプラント治療ではあごの骨の状態（骨の大きさや硬さ、位置など）が手術内容を大きく左右するので、初診でX線撮影をして大まかな手術の概要や費用を算出します。

患者さんに説明し同意を得る「インフォームドコンセント」が行われたのちに、具体的な治療計画を立てるのです。手術の術式や装填する器具、麻酔法などを決め、再びインフォームドコンセントを実施してから一次手術・二次手術・術後のメンテナンスと進んでいきます。